お知らせ News

2021.11.17

【申込受付終了】Open Arts Network 第4回シンポジウム「共に生きる社会のための芸術文化~障害と芸術に関する政策提言に向けて」


申込締切:【1次募集】12月19日(日) 【2次募集】2022年1月4日(火) *申込を締切ました

  • 開催日時:2022年 1月 24日 (月)  13:30-17:00(開場12:50)
  • 会  場:としま区民センター 小ホール
  • 入場料無料、定員50名(事前申込制)、申込多数の場合は抽選

    字幕・手話通訳あり(ただし、セッション2の一部(約65分)に字幕サポートはありません。手話通訳をご希望の方はお知らせください。
  • 後日セッション1のみ配信あり(配信無料、要事前申込、3月上旬配信)

2018 年に開始した Open Arts Network Project では、これまで、「国内外の舞台芸術支援ネットワークの構築」「人材育成・トレーニング」「情報の受発信とアーカイブの作成」「国内外の交流」などの活動を目的に、障害のある人々の芸術活動を取り巻く現状や課題や成果を共有し、事業づくり、ネットワーク構築、支援や評価の在り方などにスポットをあてながら、舞台芸術を捉え直すシンポジウムを開催してきました。
2016 年 4 月の「障害者差別解消法」の全面施行、さらには、2018 年 6 月の「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」、「2020 年オリンピック・パラリンピック競技大会」を契機に、あらゆる人々が芸術を享受できる環境整備の必要性について、様々なレイヤーで議論や取組が広がっています。

ポスト 2020、ポストコロナの芸術の文脈に、障害者は含まれるのでしょうか。また、日本に、これからも「福祉」と「芸術」の 2 つの側面をもつ障害者の芸術活動について、粘り強く思考し、対話と実践を繰り返す力があるのでしょうか。

開催 4 年目を迎える今年は、誰でも平等に文化創造を行える権利と、障害のある人々が、文化芸術の享受及び文化芸術活動へアクセスできる権利の両面から障害者施策を編み直し、多様性が“保障”される社会とは何かを、障害のあるアーティストや、法学、舞台芸術の関係者を交えて、様々な立場や視点から、これからの政策提言のあり方を考えます。

TIME TABLE

13:30-13:40 オープニング
13:40-14:40 セッション1:『障害のあるアーティストに必要な支援制度とは?~英国Access to Workを事例として~』

障害のあるアーティストが仕事として芸術活動を継続し、活動の機会を増やしていくことは、「共生社会の実現」に寄与するだけでなく、多様で先駆的な芸術表現の創造や発展にもつながります。また、芸術を仕事とするロールモデルの存在は、後に続く若者たちにとっても重要です。
芸術活動と働くことの両方において、今後どのような制度が必要でしょうか?
芸術活動にも適応される働くための支援制度、英国の「Access to Work」を一つの例として取り上げ、後半のディスカッションにつなげます。

柴田翔平(ビデオ出演)×中村美帆×吉野さつき

14:40-14:55 休憩
14:55-16:55
 セッション2:ラウンドテーブル『これから障害と芸術に関する政策とは?』
オリンピックを終えたこれからの日本において、障害と芸術に関するレガシーはどのように残され、その担い手たちには今後どのような指針が求められるのでしょうか?
セッション1の議論や我が国の政策の現状を踏まえ、来場者参加型でこれからの政策のあり方を考えます。
*パネリスト、OANメンバー、来場者が一緒になって議論します。

奥出吉規×川村匡×中村美帆×長津結一郎×Open Arts Networkメンバー

*グループワークは中止し、厚生労働省と文化庁よる行政説明に加え、パネリストやOANメンバーとの質疑応答、全体での意見交換に変更いたします。

*講演の内容に対するご質問や、パネリスト、OANメンバーにグループワークで聞いてみたかったこと、意見やアイディアなど、全体での意見交換の場とさせていただきます。



16:55-17:00 まとめ

[ゲストパネリスト]
柴田翔平(ストップギャップ ダンスカンパニー エクゼクティブ・プロデューサー)*ビデオ出演
中村美帆(静岡文化芸術大学文化政策学部芸術文化学科准教授)
奥出吉規(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室長)
川村 匡(文化庁地域文化創生本部総括・政策研究グループリーダー)

[ファシリテーター/Open Arts Networkメンバー]
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院助教、芸術工学研究院附属ソーシャルアートラボ・メンバー)
吉野さつき(愛知大学文学部人文社会学科現代文化コースメディア芸術専攻教授)

[Open Arts Networkメンバー]
岸本匡史 (公益財団法人としま未来文化財団施設管理課長)
鈴木京子 (国際障害者交流センタービッグ・アイ副館長、プロデューサー)
南部充央 (一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構代表理事)
平塚千穂子(シティ・ライツ代表、CINEMA Chupki TABATA代表)
廣川麻子 (特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長)
森田かずよ(ダンサー・女優、Performance For All People.CONVEY主宰)

申込方法
①ウェブ申込フォームの場合
申込フォームから必要事項を記入の上、お申込みください。

②メール、郵送、FAXの場合(締切日必着)
必要事項(申込用紙参照)に加え、「1月24日イベント申込」と記入の上、下記お問い合わせ先までお送りください。

お問合せ
OAN第4回シンポジウム 係
〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台1-8-1 国際障害者交流センター ビッグ・アイ
TEL:072-290-0962 FAX:072-290-0972 Eメール:arts@big-i.jp
ウェブサイト:https://www.big-i.jp
※電話でのお問合せは土日祝を除く、10:00~17:00(12/28〜1/3は年末年始休業)